群馬パース大学福祉専門学校

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2022.09.07 Wed
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保育学科作成【民話シリーズ】動画公開

PAZがお届けする民話シリーズ第三弾、渋川の【白井編】をYoutubeにて公開いたしました。

 群馬県に伝わる民話を、本校保育学科教員により再編し、アニメーションにしました。動画内の語り、教材やイラスト、音楽も全て教員の手によるものです。楽しんでご覧ください。

≫≫≫ PAZ民話シリーズ 第3弾「てぬぐい」(YouTube)

 

 民話は、その土地で生まれ語り継がれてきたものです。
 「語り」で伝わってきた民話は、今を生きる私たちにも大事なことを教えてくれます。 だからこそ、これまで語り継がれてきたのでしょう。
 幼い子どもたちに民話を語り継いでいくのは、大人の、特に保育者の大切な役割です。 今回は、民話ならではの語りに、映像と音楽をマッチングさせ、現代の子どもたちの感性に届くように製作してみました。
 保育学科では、昔ばなしや民話について学ぶこと、音楽や描画で表現することなど子どもが豊かに成長するために大切な 保育の有りようについて、楽しみながら学習しています。

 民話に登場する旅の坊様は、その土地で抱えている災いを取り除いたり人の心の迷いの真相を究明したりと人々を救済する役割を担っています。
 この民話『手ぬぐい』でも托鉢をしながら旅を続ける坊様が重要な立ち位置にいます。擦り切れた衣で門口に立つ坊様に気高さを感じるか、みすぼらしさを感じるか、そこで出会う人の感性が、幸せな人生をつかめるかどうかの分かれ道になっています。 そして、その感性こそが本物を見取る目「心眼」として、物語を通して語り継がれているのだと思います。

★第一弾「赤城のへっぷり鬼」はこちら≫≫≫ https://youtu.be/_O-tp5xg97M

★第二弾「榛名湖の腰元蟹」はこちら≫≫≫ https://youtu.be/YkgnPeyBR70

制作担当 保育学科教員/
映像と音楽:鵜飼 侑起子
教材製作:小林 由井子
民話再編と語り:田子 文子